BATJ初夏の研修会 「話す力」再考~何を指導し、どう評価するか? |
日時:2010年5月15日(土)及び16日(日) 会場:国際交流基金ロンドン日本文化センター (Russell Square, London) 講師:岩崎典子 (BATJ会員、ロンドン大学SOAS、ACTFL公認OPIトレーナー)
研修会の概要:
口頭言語能力評価に関する理解を深めることを目的に、まずは長年の実績・研究に基づいて実施されている OPI (Oral Proficiency Interview)の理論と方法を OPIファミリアライゼーション・ワークショップで知る。そして参加者から実際の教育機関におけるオーラル・アセスメントの実施方法及び評価方法の事例紹介をしてもらい、現行の評価法で測定されている能力は何かを考える。さらに、CEFRやJF日本語スタンダードに記述されている能力も含め、現行の評価法では評価が難しい能力(あいづちやturn-takingなどの対人的要因)については、どのように指導していくのか・評価することが可能なのかを考える。最後に、昨今の研究から口頭言語能力評価の流れを概観する。
● 暫定プログラム ● オーラル・アセスメント事例募集 ● 参加申込み方法・申込書
研修会を実り多いものにするため、以下の文献を事前にお読みになることをお勧めします。
参考文献: 牧野成一他 (2001) 『ACTFL‐OPI入門―日本語学習者の「話す力」を客観的に測る』、アルク 山内博之 (2007) 『OPIの考え方に基づいた日本語教授法―話す能力を高めるために』、ひつじ書房 Hughes, R. (2002) ‘Chapter 4 Issues in Assessing Speaking’, Teaching and Researching Speaking (73-89), Pearson Education, Essex, UK
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